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SPECULATIONS – Ideas in MODERN ArchitectureSPECULATIONS – Ideas in MODERN Architecture

2019 Graphic

東京藝術大学美術学部建築学科の教授であるトム・ヘネガン氏の退官展告知フライヤー。

カタログと共通で、著者の卓上で見つけた日頃のメモや私物の文房具、過去作のスケッチ、授業に関するシラバスなどからコラージュしたグラフィックを使用している。
教授といえど権威的に見せずにあくまでもフレンドリーで時にシニカルなトム氏の人柄を考慮して、スーパーの特売チラシで使われる用紙と印刷会社に依頼し、あえてペラペラなものにした。

(展覧会概要より)
トム・ヘネガン教授は2009年の着任より、建築を学び始めたばかりの学部1年生に向けて「建築概論」の講義を担当することとなり、現在まで一連の講義を構築してきました。その講義の中で彼は「建築を作るということは物質的にも知性的にも創造性を発揮することである」ということを伝えるため、建築のアイデアを新しいか古いかではなく、「現代建築とは?」「先例/発明」「革命」「時代精神」「技術」「結構」「自然」「光/眺め」「土地」「意図」という10の主題によって吟味することで展開していました。本展ではその講義を記録し、再編集したものを映像にて展示いたします。